プール熱は、文部科学省が定める学校伝染病第2種に指定されています。
その為、プール熱にかかると、学校に届けを出して、出席停止となります。
登校は、医師の許可が出るまでできません。
出席停止は、欠席扱いにはなりませんので、学校に書類を提出してしっかりと手続きを行いましょう。
プール熱の症状は?
プール熱「咽頭結膜熱」の症状の特徴はこちら
◆高熱が出る(38度~40度近い高熱)
◆咽頭炎(のどの腫れ・痛み)
◆結膜炎(目ヤニ・目の充血、痛みかゆみ)
子供によって症状が違います。
その理由は、プール熱の原因のアデノウイルスには51種類の型があり、その型によって症状や、症状の強弱が変わります。
人によっては、腹痛、下痢、嘔吐などの症状もあります。
潜伏期間は2日~14日で、1日だけ高熱ですぐに治る子供もいれば、数日間高熱が続く子供もいます。
プール熱にかかると、出席停止になるの?
プール熱は、文部科学省が定める学校伝染病第2種に指定されています。
学校伝染病第2種とは、「飛沫感染しやすく、学校内で流行する可能性が高い伝染病」の事で、インフルエンザ、風しん、おたふくかぜ、はしか、水ぼうそう、結核なども指定されています。
インフルエンザと同じ扱いだと思っていただければいいと思います。
プール熱は普通の夏風邪ではないのですね~
プール熱にかかると、出席停止にの措置が取られますので、医師の登校許可がでるまでは登校できません。
出席停止の手続きはコチラ
◆医師の診断を受け、出席停止の診断を受けたら、学校へ連絡し、「プール熱にかかった事と、出席停止の指示を受けた事」を伝えます。
◆学校から「傷病証明書」の用紙を受け取ります。
「傷病証明書」の中には、医師宛ての「傷病証明依頼書」が入っていますので、そのまま病院に提出して記入をしてもらいます。
◆医師の登校許可が出たら、登校を開始できます。
◆「傷病証明書」は子供が登校した際に提出します。
◆出席停止の期間は、欠席扱いになりません。
プール熱出席停止についてのQ&A
Q、プール熱に1ヶ月に2回もかかってしまいました。
1回目はは普通に出席停止の手続きをして、医師の許可が出たので、出席停止解除証明書を書いてもらいました。
その後登校して、また発熱したので病院に行ったら再びプール熱を発症してしまいました。
1ヵ月に2回も出席停止の手続きって(学校側は)受け付けてくれますか?
A、もちろん、受け付けてくれるはずです。
プール熱って、ウイルスの型が何種類もあるので、違う型に感染する事はあり得るようです。
しかし、1ヵ月に2回も感染するとお子さんも辛いでしょうね。
出席停止は受理してくれますので、ゆっくり安静にさせてあげてくださいね。
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